けっこうヒドイ皮膚状態で暮らして30年弱、
体調に波があり、きっちりん年と区切れないが、
体感としてはそんな感じ。
生まれた直後はアトピー性皮膚炎じゃなかったし、
初めは喘息症状の方が強かった。
途中から喘息が消え、完全にアトピー体質と化した。
※喘息が消えた原因は不明
で、試行錯誤した体験による今の、
アトピーの治し方なんぞ【ないんちゃうか?】が率直な感想。
な~んだ期待外れ「ほな、サイナラ!」と去らず、
一応は最後まで読んで欲しい。
名作漫画『ミステリと言う勿(なか)れ』の主人公、
久能整(くのうととのう)君が、よく口にする台詞、
「常々、僕は思うのですが」を、
この主人公みたく四六時中いろいろ気付き、
斬新な発想したりできないが、
こと・アトピー性皮膚炎に関してのみ、私も
「常々」考えてしまう。
渋々、考えざるを得ないし真剣に ← 断言する。
常々の代表が『どうやったらアトピーは治るのか?』だが、
これが迷路のよう。
答えに辿り着けず、納得いく治療法に出会えないまま
〇十年になる。
アトピーって…なんと言うか…
骨折で、損傷した部位が治療を受け&時間が経ち、完治。
腫瘍とかデキモノ、手術で切り取れて、回復。
高熱が、適切な処置をして日にちが経ち、平常。
切って出血、縫ったら塞がり、安静にしてたら治る。
こういったトラブルと全く違う。
損傷する部位が区切られてないし、
デキモノ(というか強烈な肌荒れ)が全身に点在し、
傷から何かが感染して発熱し、日が経ち回復みたいにスッキリせず、
安静にしてたら治る症状でもないし、等々。
「スカッと完治することないんょ」という病気。
大変な怪我や病気でも、治療を受けたら完治できるモノを『高温で火傷』と例えたら、
アトピーはじめ体質に所以する長期に渡る症状は、低温の火傷みたい。
じわじわ、ずるずる、だらだら、ずーーっと続く。
いい加減にしてくれぃ!!と発狂しそうなしぶとさ。
常々思う(私の肉体ょ、オマエは私に何させたいんゃ??)と。
私という内側が望む方向へ進もうとするのを、
アトピーの肉体が邪魔してくる
長い期間ずっと手を焼く内に、そんなイメージをもった。
自分では気付かなかったが、私には2つの勢力があり
内;精神、心、願いや思い、希望など
外;アトピーで汚くなった皮膚をもつ肉体
内を邪魔する外、という間違った自己イメージ。
これが長年、私自身を苦しめていたが、無自覚。
で、外を『完璧に治す』方法を探していた。
治療ジプシーの道に迷っていた。